前回の記事では一条工務店の評判として、特徴や私が一条工務店に決めた理由を書きました。家作りをしていく中で最初から一条工務店で建てようと決めて他のハウスメーカーの見学もせずに決めたなんて人はほとんどいないと思います。
様々なハウスメーカーを見学していく中でそれぞれの特徴や金額を比較して最終的に気に入ったハウスメーカーと契約するというのが一般的なやり方かと思います。今回は一条工務店の評判として、他のハウスメーカーと比較しての長所について書きたいと思います。
一条工務店の長所
長所について書きに書きますがほんの一部についてのみ書きますのでこれ以外にも多々あるかと思いますし、個人によって長所が短所にもなりますし、その逆もあると思います
最大の特徴はQ値・C値の低さ
これはもう説明するまでもなく一条工務店の最大の長所だと思います。初めて展示場に行って説明を受けるとまず説明されるのがQ値・C値の低さだと思います。ちなみに数字は低い方が断熱性・気密性は高いことになります。
Q値に関しては実際の住居では若干下がるかと思いますが、公表している数値は0.82となっています。その他の大手ハウスメーカーでは具体的な数字は書きませんがだいたい1.5~2.0ぐらいになっていると思います。最近は断熱性を高める仕様も出てきているのでこれよりも低くなっているかと思いますが、1.0を切るような仕様はないかと思います。
例外として海外メーカーですがスウェーデンハウスに関しては一条工務店と同程度の性能があります。
ちなみに我が家はしませんでしたが、追加費用を支払えばQ値の測定をやってくれるみたいなので気になる方はやってみてはどうでしょうか
全館床暖房
これはセゾンタイプでは違いますがI-smart・i-cubeでは標準仕様となります。私はこのシステムが気に入り一条工務店と契約したと言っても過言ではないです。
全館床暖房なので冬の間は非常に家の中が暖かいです。しかも断熱性・気密性の高さから熱が逃げにくいので電気代も非常に少なくて済むみたいです。これに関しては私はまだ住んでいないのでなんとも言えませんが、今年の冬に体験したいと思います。
他のハウスメーカーでも床暖房システムはありますが、全館床暖房についてできないことはないかと思いますが費用がかなりかかると思います。これを標準仕様にしていることは非常に長所かと思います
標準装備が豊富
一条工務店のi-smartですが、一応コンセプトとして標準仕様で生活することができるということがあります。つまり追加のオプションを付けなくても大丈夫というものですが、現実はかなりのオプションを付けることになるかと思います。これはどこのハウスメーカーでも同じでオプションをどれだけ付けるかで坪単価が非常に変わってきます。
一条工務店も例外ではなくてオプションを付けることになると思いますが、私が思うに他のハウスメーカーに比べると標準装備が充実しておりオプションの追加が少ないような気がします。ただし、後程書きますが一条工務店の標準仕様の装備から選ぶことになるので他のメーカーの住設を入れるとなるとかなりの追加費用が掛かります。
あと、他のハウスメーカーではできるだけオプションを付けてもらおうと営業さんがオプションを勧めてくるようです。これは総額が高ければ高いほど営業さんの成績が上がるからだそうです。一方の一条工務店は金額の大小で成績が変わらないそうなので、打ち合わせの最中にオプションを勧めてくることがほとんどないです。これはある意味無駄なオプションを付けなくて済むというメリットもありますが、逆言えば便利なオプションなどもあまり向こうから提案してくれないというデメリットもあります。なので、一条工務店で建てる人はブログから情報を吸い上げるというのが一般的になりつつあります・・・
本体費用が明瞭会計
ハウスメーカー巡りをしていて見積もりをもらいますが、その中身がわかりにくいことがあります。例えば業界では相見積もりが当たり前で、それに合わせて費用が下がると言うことがほとんどです。中には当初の見積りから500万近く下がると言うこともあります。
ただし一条工務店にはこれがあてはまりません。つまり一切の値引きがありません。他のハウスメーカーの見積りを持って行っても全く効果がありません。これは会社の方針だそうで、他のハウスメーカーはある程度下げることを前提に高めに金額を設定して最終的には値下げしたように見せるようですが、一条工務店では最初から最終の金額を提示しています。
値引きが効かないのは短所のように思えますが、逆に言えば最初から費用に想定がしやすいというメリットもあります。また本体価格については坪数×単価で計算されますので明瞭会計となります。ただし、ここだけは解かりにくいのですが、その単価については坪数が大きければ大きいほど少しづつ下がるので若干打ち合わせごとに単価が変わっていきます
大容量の太陽光パネルを搭載できる
一条工務店と言えば、全館床暖房と合わせて有名なのが太陽光発電システム搭載量の多さです。
搭載量は屋根の大きさによって変わりますが、ほとんど10kWを超えており平均で14kWぐらいだそうです。これは一枚一枚の発電量が多いというのもありますが、パネルが屋根と一体化させているので屋根全てに太陽光パネルを搭載することができます。
屋根とパネルを一体化させることで屋根の劣化を防ぐことが出来ますしメリットが非常に大きいです。昨今が太陽光発電の売電額が下がってきていますが、それに合わせて太陽光パネルの値段も下げてきているのでまだまだ太陽光パネルを搭載することのメリットはありますので今後もこのシステムは長所となるかと思います。
また太陽光発電システムでは一条工務店の独自のシステムである夢発電システムがありますが、これについては営業さんからは一条工務店の長所としてよく説明されますが私自身は長所とは考えることはできないのでここでは書きません。