一条工務店_将来のことを考えて設計していますか?(玄関スロープ)

間取りの設計というのは難しいものですね~。もちろん私たちは自身で図面を書いたりするわけではないのですが、注文住宅の場合は自分たちでかなり頑張らないといけないと思います

私は他のハウスメーカーを知らないので特に一条工務店がというわけでもないかもしれませんが、一条工務店の打ち合わせではあまり設計士さんのほうからここをこうしましょうとかという話はありません。

こちらかの要望をいかに叶えてくれるかということに注力しているような感じです。これは素晴らしいことかと思いますが、逆に言えば自分たちで想定できなかったことは抜ける可能性が出てきます

今回はそのような中で設計時に将来のことを考えて設計した方がいいことについて書きたいと思います

将来のことをどれだけ想定できていますか?

皆さんは間取りを考えるときに様々なシチュエーションを考えて設計するかと思います。それに合わせて間取りを変えたり、オプションを選択したりするかと思うのですが、それはどうしても近い将来のことを想定してのものとなるのではないでしょうか?

子供が出来たらここをこうしよう!子供が大きくなったら部屋をこう使おう!など・・・

でもそれが数十年もあとの話だったらどうでしょうか?そこまで想定している人は少ないのではないでしょうか?

何といってもそんな先の話なんて想定できないと思うでしょうし、その時の時代がどうなっているかはわからないと思うでしょうから。

私もどちらかというとそう思うタイプで30年もあとの話なんて分からないから、間取りに反映させるのは難しいと思っていました。でも家の中は最悪将来リフォームすればなんとかなりますが、家の配置自体はどうにもできないものです。

ですので私は家の配置が影響することだけは配慮して設計しました。それはなにかというと玄関のスロープです

 




 

玄関を階段にするかスロープにするか

さてようやく本題に入りましたが、我が家は玄関部分はスロープにしました。

これは完全に将来を見据えてのもので、将来自分たちが車いす生活になった時のことを考えると最初の段階からスロープを設置しとくべきだと私は思っています。

それは何故かと言いますとこれは私の実体験なのですが、実家がそれでだいぶ苦労したからです。

私の兄弟の話なのですが数年前に突然病気になりまして今は車いす生活となっています。それまでは玄関部分は階段だったので当然それでは自力で上がることができないのでスロープを設置しなければいけないのですが、これがなかなかできませんでした。

というのも玄関の位置や家全体の配置からスロープを設置できる場所がなかったからです。スロープというのは当然傾斜がきつければ意味がないので必要最低限の傾斜としなければいけません。しかし、我が家にはどうしてもそれを設置できるスペースがなくて、結局はかなり歪なスロープを無理やり設置させました。

おかげで今もそこを通るのはかなり難儀しているという状態です。

このようなことがあったので、私は玄関部分は最初からスロープを設置することを念頭に置いて間取りを考えました。おかげでかなりの制約が出てきましたが、将来のことを考えると仕方がないと思っています。

玄関をスロープにするかどうかは人それぞれの考えなのですが、将来のことを考えると設置できるようなスペースがあるかどうかを一度考える必要があるかと思います。もしかしたら近い将来にそのような事態にならないとも言い切れないので・・・

 

最後に

今回は将来のことを見越して家の配置を考えることが重要ということを書きましたが、間取りをどうするかは個人の自由なのでどうということはないですが、スロープを設置するしないは別として一度はそういう想定をして考えるということが重要なのではないでしょうか

ちなみにスロープを設置するなら外構工事となるのですが、その分一条工務店の工事にて玄関の階段1段部分がしなくて済むので差額として17000円ほど(我が家の場合ですが)が引かれます。

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