一条工務店のi-smartの特徴の一つに外壁部分にハイドロテクトタイルを採用できることにあるかと思います。もちろん他のハウスメーカーでも採用はできますが一条工務店の金額で採用できるハウスメーカーはないと思わせるぐらいかなりの格安料金で採用することができます
私も実際のものをみたりブログ等で皆さんの家の外観を見たりしてぜひとも採用したいと思って採用しました。逆に一条工務店のi-smartにして採用しない人はほとんどいないのではないかと思うほど採用率は高いと思います。
このタイルですがTOTOの技術を採用しており汚れは自浄作用により落ちることになっているのですが、よく見てみると落ちていない箇所も・・・
ということで今回はこのタイルについて書きたいと思います
ハイドロテクトタイル
まず最初にハイドロテクトタイルについて簡単に書きたいと思います。
まず金額ですがこれはオプションになっており家の建築面積によって決まってきます。単価としては坪単価7000円となっており、35坪の家だと24.5万円になります。
他のハウスメーカーでこれを採用するとどれほどの金額になるかはわかりかねますが、この金額はかなりの格安料金であることには間違いありません。
なぜこれほど安いかというと一条工務店ではこのタイルは海外にて自社生産しているからです。一部間違えやすいのですがTOTOの製品を使っていると思う人もいていますが、あくまでも技術を使っているだけであってTOTOの製品ではありません。機能面でいると恐らく遜色ないはずですのでかなりお得なものであることにはかわりありません。
このタイルですが工場見学に行ったかたや展示場で営業さんから話を聞いた人なら恐らく体験済だと思いますが、汚れが雨や太陽光の力を使って勝手に落ちてくれる優れものという説明や体験をしえいるかと思います。
これは簡単に書くと、汚れに対して「太陽光により汚れを分解して、雨によりそれを洗い流す」というものになります
汚れが落ちない・・・
さてこの素晴らしいタイルですが私もその機能にかなり期待をしておりました。というのも実家は結構家の外壁に汚れが付着しており毎年年末の大掃除にて父親とともに汚れを落としておりましたので、そのような面倒な作業をしなくてもいいと勝手に思っておりました。
でも下記の写真にあるように一部の汚れについてはなかなか落ちてくれません
わかりますかね?タイルの一部にちょっと白い部分があります。最初は傷かと思ったのですが、よく見ると砂みたいなものがこびりついたものでした。
この汚れは入居後すぐにあったので、恐らく建築中に付いたものだと思われます。その時はこのタイルは汚れが落ちてくれるのだから、ほっておいても大丈夫と考えていたのですが、1カ月・2ヶ月・4カ月たっても汚れは落ちず・・・
途中には雨の当たりが庇の関係で弱いのかもと思って、ホースにて水をかけたりもして見ましたがほとんど落ちることはなかったです。
これに関してはちょっ私がタイルに対しての期待が大きすぎたのではないかとも思っています・・・
メーカーの説明では・・・
ということで、ちょっとハイドロテクトタイルに対して期待が大きすぎたので調べてみました。というか知り合いの中にタイル関係の仕事をしている人がいるので教えてもらったのですが
その人に聞いた話だとこのハイドロテクトタイルにて落とせる汚れは主には有機物汚れになるそうです。つまりは無機物汚れに当たる品みたいなものは汚れが落ちないそうです。
表面に軽くついたぐらいでは当然雨が当たれば流れて落ちてくれるそうなのですが、我が家のようにこびりついたものについては分解作用が働かないために無理ということになります
正直、えっそうなの・・・って感じですが、もともとそういうものだそうなので仕方がないですね~。その知り合いにもそういう汚れは自力で落とさないと無理って言われました。(ちなみになんで新築でそんな汚れがあるのって言われましたが、なんででしょうか?工事中のよごれだとは思うのですが・・・)
最後に
今回はハイドロテクトタイルについて書きましたが、書いた通り今回の汚れは自浄作用ではどうにもならないものだそうです。
ということで年末年始の大掃除にて頑張ります!写真は一部ですが、実はもっと大きな汚れがついている部分があるので最悪目立つところだけでも落としたいと思います。